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「出陣餅」の自動販売機が登場 上越代表する銘菓24時間購入可能に かなざわ総本舗

2か月前

創業125年以上の老舗和菓子店、新潟県上越市の「かなざわ総本舗」(金澤一輝社長)稲田本店に同店看板商品「出陣餅」を購入できる自動販売機がお目見えした。5個入り、10個入りを贈答向けに販売している。2021年7月16日に設置以降、24時間利用できることから、連日購入者もおり、売れ行きは好調のようだ。

かなざわ総本舗にお目見えした出陣餅の自販機と金澤社長
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出陣餅は郷土の戦国武将、上杉謙信が川中島の決戦を前に、将兵に餅を与えて力づけたという故事にちなんだ言わずと知れた上越を代表する同店の銘菓。

金澤社長によると、夜間や早朝など、店舗営業時間外に贈答品を購入したいという人が多く、自販機の導入は数年前から検討してきたという。昨今の新型コロナウイルスの流行で「非接触販売」にも注目し、上越市中小企業者チャレンジ応援事業補助金を活用し設置した。贈答品を販売する自販機は全国的にも珍しいという。

自販機では出陣餅5個入りを1000円、10個入りを2000円でそれぞれ箱に詰め、贈答用に包装して販売。5個入りにはビニール袋、10個入りには紙袋を付けた。

購入するには現金を入れ、商品番号と購入ボタンを押す簡単なタッチパネル式。商品箱の大きさに合わせて自販機を同店仕様にカスタマイズしたという。自販機内は常時20度に設定し「出陣餅にとっては一番良い状態」(金澤社長)で、その日に製造した商品を販売する。

自販機内は20度に管理され、その日に製造された商品を販売
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金澤社長は自販機設置について「すでに『助かる』という声もいただいている。非接触販売はこれからの時代に合った方法だと思う。多くの方のニーズに応えていきたい」と話している。

今後は自販機での商品レパートリーを増やすことや、自販機専用商品なども考案中だという。

かなざわ総本舗稲田本店